2017年に見た映画/演劇
2017年に映画館で観た映画、劇場でみた舞台のまとめ。(ライブは除く)
2017.01
・映画「ブルーに生まれついて」
・映画「高江・森が泣いている」
2017.02
・TRASHMASTERS「たわけ者の血潮」
2017.03
・燐光群「くじらの墓標2017」
2017.04
・映画「美女と野獣」
2017.05
・劇団チョコレートケーキ「60’sエレジー」
・映画「ムーンライト」
・映画「ノー・エスケープ」
2017.06
2017.07
・TRASHMASTERS「不埒」
2017.08
2017.09
・劇団四季「ライオンキング」
・映画「アンダーグラウンド完全版」
・エクスパンデッドシネマ再考展
2017.10
・横浜トリエンナーレ2017
・映画「オン・ザ・ミルキー・ロード」
・映画「ポリーナ、私を踊る」
・映画「エルネスト」
・映画「ベルサイユのばら実写版」
・トムプロジェクト「明日がある、かな」
2017.11
・燐光群「」
2017.12
映画「ポリーナ、私を踊る」
「ポリーナ、私を踊る」鑑賞。
青春バレエ映画かと思っていたが、期待以上に良い作品だった。
才能に恵まれた少女がクラシックバレエからコンテンポラリーを経てコリオグラファーダンサーに成長していく物語。まるで漫画「SWAN」の実写版かと思わせるようなよくある筋。しかし決して陳腐ではない。
セリフよりも表情、表情よりも身体へと、言葉以上に物語る身体がそこにある。魅力的なダンスシーンがふんだんに散りばめられ、手持ちカメラでドキュメンタリー風に追われるポリーナを見つめるうちに、もう若くはない私も「世界をもっと知りたい」と満足することを知らない貪欲なダンサーのような青々しい気持ちが湧いて来た。
貪欲に自分の表現を追い求めるもののさが。表現者の人生。
ポリーナのさらなる続編が見たい。
ややデフォルメされた各国のダンスシーン比較も興味深い。
メソッドを厳格に守り権威主義的なロシアクラシックバレエ、そこに"愛"が生まれるかどうかを重視するフランスのコンテンポラリー(あのジュリエット・ビノシュが踊ってみせる場面もある)、主人公はたどり着いたベルギーにてコンタクトインプロゼーションによる創作に出会い、自由に羽ばたく。
しかし何と言っても、主人公のポリーナが魅力的でひきこまれる。それが一番。佐々木希と草刈民代を足して浅田真央のストイックさを内に秘めたかのような、目ヂカラの強いポリーナ、強く、脆く、可愛い。
横浜トリエンナーレ2017
芸術のために立ち上がらねば。かわいい。#横浜トリエンナーレ 2017 ©︎Paola PIVI
積み木を自由に積むという観客参加型アート。#横浜トリエンナーレ 2017
これとてもきれいだった。うまく写真撮れてないのだけれど。#横浜トリエンナーレ 2017
顔がいっぱい。#横浜トリエンナーレ 2017 ©︎Maurizio CATTELAN
大本営発表を検索…。この人の作品どれも好きでした。#横浜トリエンナーレ 2017 ©︎風間サチコ
これ、きれいだった。 #横浜トリエンナーレ 2017 ©︎Olafur ELIASSON
めっちゃ高いところにポツンと吊るされています。#横浜トリエンナーレ 2017 ©︎Maurizio CATTELAN
どこまでも続くかのような地下へのはしご。私これにそっくりなはしごを下り続ける夢を見たことがある!#横浜トリエンナーレ 2017
私達は数字のために働いているんですね。この人の作品どれも好き。#横浜トリエンナーレ 2017 ©︎風間サチコ
このトンネルの先に行ってみたい。こういう感じ好き。工場萌え的な。#横浜トリエンナーレ 2017 ©︎Mark JUSTINIANI
何がどうなってるのか分からないけれど、一つ一つが連動して動くさまが面白かった。#横浜トリエンナーレ 2017